『お散歩日より』 平成21年 3月 5日創刊号
はじめに
「これは大変なことになった」
昨年12月のこと、前社長田吉との引継ぎをして1月より代表として会社を預かる事になった。入社した平成19年から2年が過ぎようとしていたが、リーマンショックに始まる大不況の波は南房総の片田舎にも少なからず影響を与えていました。
楽な道と、どう見ても苦労しそうな大変な道と二つが用意されていれば普通は楽な道を選ぶ。入社前の面談で「住宅の仕事は好きか?」と聞かれ、仕事では色々苦労はしていたが「この仕事は面白いと思っています」と答えてしまった。これが全ての理由です。家造りは面白い。こんな面白くて、奥の深い仕事はあるもんじゃない。出来ればずーっと関わっていたい。
こんな私がどんな人間で、どんなことを考えているかをOBの客様や、これからこの会社と付きあってみようかというお客様に、定期的にお伝えする通信のようなものがあったらいいなと思い『お散歩日より』を刊行いたしました。
OBのお客様にはアフター訪問を通じてお会いする機会が頂ければと思っています。2年前から取り組んでいますが、残念ながらまだお会いできない方もいらっしゃいます。住んでみて気になることもあろうかと思います。困ったことがあれば御相談下さい。
『ペットは苦手?・・でした。』

左の写真は昨年工事をさせていただいたT様邸。広い庭に芝生がきれいに見えて、つい撮影をさせていただいた一枚です。
T様は同じ富津市内に在住でしたが、沢山のペットを飼っていらっしゃったので周囲に人家のない場所を長らく探していらっしゃいました。犬や猫を飼う方にとってはペットは家族と同じ。ペットとの暮らしが生きがいの方は、現代ではかなりの数にのぼる筈です。
恥ずかしい話しですが私は子供の頃犬に吠えられた経験があり、実は比較的最近までペットは全くの苦手。触るのはもちろん、なでたり、抱いたりなんて絶対出来ませんでした。
ある時紹介で伺ったペットショップ経営をしているお客さまからズバリ「渡辺さんペットダメでしょう。」「お店に入ってきた瞬間に動物好きかどうかわかるのよね」と見抜かれました。その頃は大型犬を飼っている御夫妻は私が行くと犬を遠ざけてくださったり、ペット嫌いに気づかない方は打合せの間中ペットの子猫があぐらをかいた又の間にもぐりこんでちょこんと座っているのを「渡辺さんが気に入ったみたいね」といわれ、コチラは内心冷や汗をかきながら打合せも上の空のテイタラクでした。
ところが丁度その頃からペットブーム。家の中で犬や猫を飼いたいというお客様の要望を聞く機会が増え、ペットショップの話しが軌道に乗り、動物病院の建て替えの話しが来て、ペット嫌いの担当になぜかペット話し続き。ペットが嫌いなので担当を替えましょうとも言えずに、何処へ打合せに行っても犬や猫。動物病院にいたっては爬虫類やウサギ、鳥の類までありとあらゆる動物を大切に連れてくる方ばかり。当たり前ですが保険の利かない動物の治療に何万円も払う姿を見て考えるところがありました。
ペットはその方にとては大切な家族と一緒と思えるようになったのです。子供を可愛がらない親がいないように、皆さんが可愛がるペットを家族として考え、子供部屋を作るようにお客様に喜んでいただける何か提案が出来るものがないだろうかと。
今ではペットにとって床の仕上げはフローリングがいいのか、タイルがいいのか、コルクがいいいのかとか散歩から帰ったらそのまま浴室で汚れを落して家に入れるプランの提案など、少しはペット好きの方とお話し出来るくらいにはなりました。写真のT様邸には吹き抜けにキャットウォークが出来ていますよ。
「4年に一度の誕生日?」~2月29日生まれの義父

「俺は4年に1回しか誕生日が来ないんだよ」といわれ、何を言っているのか不思議そうな顔をしていると「お父さんの誕生日は2月の29日だから4年に一回しかこないので、後の年は28日にお祝いをするのよ」と教えられた。25年前の思い出である。”
なるほどオリンピックのある年は『うるう年』でこの年は西洋暦の時間調整のため?2月に一日多い29日まである。この日に生まれた人は29日の誕生日は「4年に一回」となるのだ。そんな義父も今年で78歳。父流に言えば「まだ19歳と半分だ」となる。タバコと車が好きで、まめによく働く無口な人だ。
初めて親元に挨拶に言ったときは、その当時単身赴任中の仙台から郡山の自宅に帰ってきて、緊張して正座する青年を待たせたまま2時間ほど自室にこもり、それからようやく顔合わせをした。生涯でも一番緊張する場面のひとつだったが、打ち解けた話になった時に、場をやわらげるつもりだったのか義父が話した言葉だったので今でも時々思い出す。
定年退職後は夫婦でのんびりドライブして、たまの温泉旅行を楽しみにしていたのがあてがはずれ、今でも孫の世話で忙しくしています。ありがとうございます。本当に感謝しています。
ある日のブログから~HPにブログを掲載しています~

2月1日H様邸の見学会に来てくれた最年少の見込み客。仲良し姉妹の親御さんとは具体的なご相談をさせていただいています。

2月14日東京ビックサイトの住宅フェアに参加した『とっとの森』さんの出展ブース。本格的なハンドカットログハウスならここ。
「お散歩日より」について
ニュースレターを考え始めてからあれこれ悩んだ挙句の命名です。ある発明家は発想が行き詰まって、良いアイディアが浮かんでこないときは、研究室から自然豊かな中に散歩に出かけると新鮮は発想が得られる散策を楽しんだと物の本で読んだ覚えがあります。最近はダイエットのためウォーキングする方も多いようですが、自然の英気を浴びるようにのんびりゆっくりと散歩する時間は、気分転換にもなり、私の場合はすぐ近くの大貫の海岸沿いを東京湾を眺めながら歩きます。今の時期は富士山もきれいに見えることもあり爽快です。そんなときは、出来れば雨降りは避けて、カンカン照りではない柔らかな日差しの中を歩くのが気持ちいいものと・・・日和から日よりに命名しました。
『ここが一押し』・・房総の名店を紹介します
趣味が食べ歩きの私は時々東京のお店にラーメンを食べに行ったり、出張があると近くの名店を探したりします。でも、ここでは折角ですから私たちがチョッとお客様をお連れしたり、仕事途中で食べに行ったりする地元のあまり教えたくないお店をご紹介します。

今回は私が君津で仕事をしているとお昼時に吸い寄せられるように、つい立ち寄ってします中華の名店です。
『津園』。お昼はご近所からの出前の注文が殺到するお店で、私の定番は「キャベツ豚肉(ホイコーロー)定食」。これにいつも生卵をつけてもらっていたら、変な食べ方をする客ということで覚えてもらい、お店の方皆さんと挨拶を交わす仲です。餃子もお勧めです。
これから自慢の職人さんや現場のこだわり、房総グルメなど掲載予定、お楽しみに。
















